7.三角持ち合いの相場心理

白土潤です。

しかし、最近のドル円は

115円50銭達成したら、、、落ちる
116円達成したら、、、落ちる
117円達成したら、、、落ちる

と、いかに
『価格』
が意識されているかが
良くわかりますね~

まあ、お陰で狙い撃ちしやすいですが^^

さて、今回は
【三角持ち合い】に渦巻く
相場心理を読み取って行きたいと思いますが

実は、前回の「ダブルトップ」
大きく関係してきます。

前回のブログを覚えている方も
いらっしゃるかもしれませんが、

2回目の高値を付けた後に、
「上昇トレンドが下降トレンドに切り替わった」
という判断ポイントは

「安値を切り下げた瞬間」
つまり、「ダブルトップ形成の瞬間」です。

こうなると、
トレンドがしっかりと切り替われば
高値と安値を切り下げながら
下落して行き、
ダブルトップ特有の動きをします。

では、2回目の高値(③)を付けた後、
相場が全体として「あまり下落したくない」とき
つまり「上昇トレンドが続いている」ときは
どんな動きになるか?

なんとなく予測はつきますが、

一度下げても、安値を更新せずに再度上昇して(④)
3回目に高値を試しに行きます(⑤)。

こういう時に形成されるのが
(上昇)三角持ち合い
「アセンディングトライアングル」
という形です。

アセンディングトライアングル

一旦この形になると、
レジスタンスラインとトレンドラインが意識されるので
この三角形の中でしばらく揉みあい
エネルギーを貯めて行きます。

そして、レジスタンスラインを抜けて
『勢いよく上昇する』という
(上昇)三角持ち合い特有の動きが発生します。

良く、セオリーでは
「(上昇)三角持ち合いは、上に抜けやすい」
といいますが、

「下げたくない」という相場心理を読み解くと
「上に抜けて行きやすい」というセオリーも
納得が行きます。

ただし、ここでも忘れてはいけないのは
あくまでも「セオリー」は「セオリー」

「イメージ」よりも「事実」
が正解なので
セオリー通りでない動きの時は

「直ぐに逃げる!」

これが大事です!!

こういうチャートパターンも
何度も検証を繰り返していくと
セオリー通り行きやすい時と
そうでない時が見えてきます。

しっかりと検証を積んで
自分のモノにしていってください!

本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました(^^ゞ

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