損切りをどこに設定すれば良いでしょうか

白土潤です。

ご質問内容は:
「ラインブレイクでエントリーして上昇後(1)、
戻ってきてラインを割り込んで、
損切りにかかり(2)、
その後、思惑通りに上昇してしまいました(3)。
こういう場合の損切ポイントは、
ライン付近ではなく、
もっと下(4)に置いたほうがいいですか?」

損切りポイント

こういう疑問は、良くお聞きします!

確かに、損切りにかかった後に
思惑通りに値が動くと、
悔しいですね!!

では、損切りポイントは
もっと下においた方が良いのか!!??

どう考えたら良いか
ここからは解説を載せさせて頂きます!

まず前提になる「基本的なブレイクの考え方」
を抑えておきたいのですが、

「レジスタンス(サポート)ラインを抜けたら(1)一気に抜けていく」
というのが「ブレイク」です。

なので、一旦レジスタンス(サポート)ラインを
割ってきてしまう動き(2)の時は
それ以降の動きを狙いません。

もう一つ、ブレイク後の基本的な動きとして、
「一旦ブレイクしたあと、ある程度抜けてから押し目をつけに戻ってくる」
という動きがあります。

この戻りが浅い時はどんどん利幅を伸ばしますが、
一旦深い押し目を作るような動きの時は、
戻る前に一旦利確してしまうイメージでトレードします。

なので、基本的な損切りポイントはレジサポを少し割った(抜けた)所におき
出来ればそこまで落ちてくる前に利確をしてしまいます。

ブレイクで成績を安定させるコツは

1.ブレイク後に落ちてくる時は、出来るだけ速く切ってプラスで終える
2.ブレイク後に一気に動く確率の高いエントリーポイントに絞ってエントリーする

1でコツコツ勝ちながら、2で確率を上げていく
この戦略で考えていきます。

今回のご質問のケースの場合、
サポートラインを割って来ても持ち続けて(2)
その後の動きを取ろうというイメージなので、
これは「ブレイク」のイメージとは違ってきます。

もし、この動きを取りたいのであれば
落ちてくる前に一旦利確し、
その後、落ちてきた所の押し目(戻り)で入りなおしたら良いと思います。

「ブレイク」で利益を出しやすいエントリーポイントの見定めは
「検証」が欠かせません。

是非、良いエントリーポイントを見極められるように
検証を積んでみてください。

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